こんにちは〜、台湾の大学を2024年に卒業したSuikaです。卒業後は、目指していた日本にある外資系企業に無事就職しました!!
今回の記事は海外の大学に正規留学している方に向けた日本の就活事情をお伝えします!!
留学生活も終わりに近づき、日本での就職を考え始めたものの、どこから手をつけたらいいのか迷っていませんか?日本での就職を成功させるためには、海外留学で得た経験をどう活かすかがカギにもなります!!
この記事では、台湾の大学を卒業して日本で就職を目指すためのステップとリアルな自分の就活体験談をシェアします!
個人の体験談
私が就活の準備に取り掛かったのは大学4年生のの10月ごろです。留学中だったので、Webテストを受けるために1時間以上かけて、留学先現地の試験センターにも行きました。
翌年の3~6月にかけて興味のあった業界の会社(約13社ほど)にエントリーシート提出+Webテストをしました。第一次選考後は9社からは一次面接のオファーがきたのですが、その後は完敗でボロボロの結果でした。
面接でのトーク力の弱さ(論理的に話せず日本語が下手)が大きな失敗の原因なのは間違いありません。実際、新卒採用面接に関する動画をYoutubeで片っ端から閲覧し、面接練習をしたのですが、残念ながらその結果の多くは実らずでした。
しかし、目指していたある外資系一社から一次面接の合格通知をいただき、東京で二次面接をさせてもらえることになりました!!
一次面接の感想は、面接の雰囲気が明らかに他の日本企業と違っていました。面接というよりは、面接官と会話(おしゃべりに近い感じ)をして、自分の性格や経験を話す感じで、比較的リラックスして自分のことを伝えることができました。
東京での二次面接では、しっかり準備できるところは完璧にして、あとは縮こまらずに自分を出していこうという意気込みで挑みました。役員の方を合わせて5人対1人の形だったので、とても緊張はしたのを覚えています。
予想していなかった質問が1や2つありましたが、上手く乗り切って、あらかじめ用意していた質問を面接管の方々にお伺いして、無事に二次面接が終わりました。それから2週間後にマイナビのメールを通して内定の返信をゲットし、私の約半年の就活が無事に幕を閉じました。
面接のアドバイスは難しいですが、国語と数学がとても苦手な私がどのようにしてESとWebテストで良い結果を出せたのかを下にまとめました!
就活はいつから始める?
できるだけ早くから準備するには越したことはないでしょう。最低でも就活シーズンの始まる半年前からは準備に取り掛かりましょう!!早い企業では2月ごろから採用選考が始まります!!
3年生の夏休みの間に企業の説明会やインターンに参加してみて、自分のあった業界や職種を見つけることはとても大事です。早い人で3年生の間に就職先が決まっている学生さんもいるみたいです。台湾ではそんな日本の学生さんがいるという情報を周りで聞いたことがないので比較的難しいのではないかなと思います。
志望している業界や職種を絞る
自分の志望している業界や職種をしっかりと決めてから就活に励むことが就活成功の鍵の1つです。エントリーシートと自己アピール作文の内容をより深めることができ、あなたの志望の熱意が採用担当者の方にも伝わります。また特典として、目指している業界や職種が同じであると、作成済みのエントリーシートを他の会社に使い回すことも可能です。
ES作成はとても時間がかかる上、採用担当者に志望熱意やあなたの良さが伝わらないと、次の採用選考に進むことができません!!
志望する業界が定まっていないと、その会社にあったESを毎回別々に作成して提出する必要があります。
就活ESの攻略法
ES、いわゆるエントリーシートの志望動機や自己アピールの作文は早めに、そして余裕を持って準備しましょう。提出期限の1日や2日前に急いで完成させたものは、深い内容を組み込むことは難しいです。第一審査のエントリーシートが通らないと何も始まりません!!
ESでは、留学先でしか体験・経験できないストーリーを武器にして、あなたの目指している会社の業界や職種にマッチする形で書き出してみましょう。
例えば、コミュニケーションの強みを発揮した体験談では、その能力は営業職やサービス業では高く評価されるかもしれません。留学先でイベントの主催や、活動の運営に携わったなどの積極的な姿勢も採用担当の方にとっては魅力的な人材の特徴ではないでしょうか?
志望先会社のウェブサイトに新卒採用募集要項や企業理念が掲載されているので必ずチェックしてみましょう!!
あなたの素晴らしい留学先での経験や自己アピールだけを書くのではなく、会社の理念にもあうような形で書き出してみましょう!!
次に、ESでの使える簡単で基本的なテンプレート<文章の流れ>をご紹介します。この形式は、ESの「学生の時に最も力を入れたこと」の設問に使用できます。
まず初めの第一段落で、留学先での困難だった経験<または目標>を説明します。第二段落では、困難な課題を乗り越えるために、自分が努力した事や挑戦した事を書きます。最後の段落には、困難な課題を乗り越えた結果を書くという感じです。この中で一番重要なのは2段落目の「自分が行ったプロセス•過程」です。筋が通った内容で、いかに自分らしさが出せるかが鍵です!!
文章能力が全然ダメな私でも、ES提出の3ヶ月前からしっかりと上記のことを意識して準備したところなんと、、、大手企業9/13社から第一選考合格通知をいただくことができました!
Webテストの種類を知る
エントリーシートと同時に提出する必要があるのがWebテストです。Webテストには大きく分けて、SPIと玉手箱と呼ばれている2タイプです。2つともテスト内容の傾向が異なるので別々での対策が必要です。志望している企業がどちらのテストを採用しているかは事前に調べておきましょう。
ちなみに、私はSPIを見た瞬間にこのテストは無理だと考え、玉手箱一択で準備しました。なので、私は玉手箱形式のテストを取り入れている企業のみエントリーしました。
絶対に入れておくべき就活アプリ2選!!
iroots
エンゲージなどを運営する総合求人サイト大手企業のエン・ジャパンが開発した「新卒学生スカウトサービス、iroots」。自分の履歴や大学生活での経験、自分の価値観などを記入して登録することで、あなたの価値観と企業の価値観がマッチした際に、大手企業やベンチャー企業からスカウトを受け取ることができます。
企業からスカウトされた学生は、説明会に招待されたり、一次選考免除などの特典を受けることできます!!
私も大手企業から説明会の招待や第一選考免除のスカウトを受けることがありました。登録しておいて損は絶対にないと思います!!
マイナビ
みなさんもご存知のマイナビ。「マイナビなくして、日本の就活はできない!!(個人的な意見です)」。ほとんどの日本企業はマイナビ、またはリクナビと連帯しており、登録していると企業情報を簡単に入手できるため非常に便利です。
自分の学歴などの個人の情報を登録しておくことで、連帯している企業へのエントリーシートを素早く入力でき、手間が省けます。
まとめ
就活成功の道は、時間に余裕を持ち、しっかり就活プランを立てることが大切だと思います。就活で疲れる時もあるかもしれません。そんな時でもできるだけ落ち込まず、自分らしさを忘れずに続けてみて下さい。最終的に新卒採用でなくても、IndeedやLinkdinなどで仕事は見つかります!!
今回の記事に載せた私の個人的なアドバイスや体験談が、就活に困っている台湾留学生の皆様にとって役立つ情報になると幸いです。
なによりも、台湾にいる間は現地の学生生活を大切に過ごしてくださいね。
会社のインターンには参加したことはありません。面接で落とされ続けて、本当に難しいし、辛いなと感じました。どこにも採用されなかったらIndeedで仕事を見つけるしかないな、、、ぐらいの心境でした。