台湾、台中の隠れた観光穴場スポット「清水區」と台湾のウユニ塩湖として知られる「高美濕」のみどころやアクセス方法を詳しくご紹介します!!
台中・清水区のみどころ
清水区は台中の西部に位置しており昔は「牛罵頭」という名で知られていました。現在では台中の中でも面積が一番大きい行政区です。
歴史は新石器時代「牛罵頭文化」の3500年代にも遡るともいわれています。オランダの統治時代、大量の漢民族の移民、日本統治時代などかずかずの影響を受けた文化と歴史、さらに自然豊かな清水区は隠れた観光スポットです!
紫雲巖
こちらの「紫雲巖」のお寺は觀世音菩薩が祀られており、台中で一番大きい觀音寺です。本堂は両側に鐘樓のある二階建てで寺院の屋根は金色の精巧なタイルでできており、非常に歴史ある建造物として知られています。
真っ赤な柱に豪華な装飾造りがされた建物は圧巻するほどの美しさです。卯年ということで可愛いらしいウサギのランタンも吊られていました。
正殿の後ろに行くと小さな庭に下に水が流れておりとても穏やかな気分になります。
住所:台中市清水區大街路206號<グーグルマップで確認>
参拝時間:4:00〜23:00
牛罵頭遺址文化區/清水神社
こちらの文化区は清水神社と牛罵頭遺跡の跡地であり「牛罵頭遺跡」は神社建設後、日本人考古学者の国分直一さんによって発見されました。
もともとは運動公園という名前でしたが1953年に発生した大地震で被害に遭われた方も祀るといういみで清水神社に改名したようです。まさに満州事変から第二次世界大戦までに行われてきた皇民化政策の産物ともいえます。<展示物の説明を日本語訳>
遺跡から発掘された陶器や他の展示品もありこちらの地域の歴史を学ぶことができます。
こちらからは清水区を一望することができます。先ほど紹介した紫雲巖のお寺や高美濕地、台中の海もはっきり確認できます。<訪れた時は空気が汚くて真っ白でした>
戦後の影響で清水神社の鳥居など日本遺物は残されていませんが、今でも二匹の狛犬が静かにこの場所を守っています。
鰲峰山觀景平台
清水神社跡から徒歩約15分で広々とした緑豊かな公園に着きます。そこから約15分程度で一番頂上まで行くことができます。とても眺めの良い景色がありゆっくり休憩できる!
ここから見る夜景もとても綺麗なのだとか。
こちらの小さな橋も人気写真スポットです。
住所:台中市清水區鰲海路70號<グーグルマップ>
開園時間:24時間
清水公学校日式宿舍群
1980年代後半に日本人が台湾人の日本語教育のために使われて、戦後は教師の宿舎としても使われていた日本式建築物です。現在では6棟の日式宿舎が残っていてます。
周りはとても静かで、懐かしい日本の雰囲気と緩やかな時間の流れを感じることができます。
グーグルマップ情報では月曜・火曜以外は午後5:30まで開館とのことですが、現在はコロナの影響で外の様子しかみることができませんでした。
高美濕
台湾のウユニ塩湖で知られる海岸に面する湿地帯「高美湿地 こうびしっち」
ベストシーズンは3〜10月の様で、この時期は湿地帯に海水が流れこむからです。ちなみに上の写真は9月の上旬に撮影したものです。
満潮時は夕焼けで景色が反射してウユニ塩湖のような美しい写真がとれます!1月に行った際は海水が全く干潟に入っていませんでした。
バス309が台中駅<TRA>からでており、三越デパートなどにも止まるので便利でおすすめです。高美湿地を下車。
清水燒炸粿 グルメ
「蚵炸」という揚げ物。外は衣がサクサクで中はプリプリの牡蠣とネギがたくさん詰まっていておやつ感覚でめしあがれます。
店主がその場で上げてくれるので出来立てがとても美味しい!清水でははずせないで美食グルメで、他の場所ではあまりみかけないめずらしい料理です。