台湾の離島「金門島」観光スポットと特産品は?
こんにちは〜、台湾は台中の大学に留学中のSuikaです。
台湾本土から飛行機で約40分で行ける台湾の離島「金門島」へ実際に2泊3日で訪れました。
金門島のアクセス方法、歴史、観光情報についてもっと知りたい方は第1弾に書いたこちらをクリック
前回に引き続き金門島の魅力的な観光スポットと特産品についてご紹介します!
観光スポット
金門島は中国との戦争に関する多くの歴史が残されている場所で、台湾にとってこの離島はとても大切な島です。今は平和で穏やかで海などの自然に囲まれており台湾では人気観光スポットです。
すべて無料で見学可能です!!
建功嶼 Jiangongyu Islet
浜辺の上に作られた石畳の道を少し歩くとそこには昔使用されていた要塞が残されています。要塞の中には隠れて相手の標的を銃で狙って打てるようになっていました。他にも大きな鄭成功の像も建てられております。
ちなみに天気が良ければ海の向こう側に中国大陸が見られます。
古崗湖 Gugang Lake
湖の横にそびえ立つ赤色の綺麗な古崗樓。建物中には歴史の資料がいくつか展示されていました。2階には売店がありアイスクリームやお土産が購入できます。
翟山坑道からすぐ近い場所に位置しているので時間があれば是非訪れてみては?
沙美老街 Sha Mei Old Street
戦争時代に砲撃などの攻撃の被害を受けた建物が現在でもこの街に残されています。破壊された建築物は戦争の悲惨さを物語っています。
八二三戰史館
台湾では八二三砲撃と知られており日本では金門砲撃と呼ばれています。こちらの歴史観ではその戦争時代に関する歴史資料や物が展示されています。
博物館の外にはいくつかの立派な戦車があり、その周りは公園になっています。
台湾の友人が兵役制度中にこの場所に視察のために来たことがあると教えてくれました。
陳景蘭洋樓
金門島で一番大きい西洋の建築物と知られており、中には小さなカフェがあって外のテラスで海を眺めてドリンクを飲むのは最高!建物の外には台湾の自由の女神が!?
室内はとても古い雰囲気が漂っており可愛くてクラッシックな感じが特徴。
成功海防坑道 Chenggone Coastel Defence Tunnel
先ほど紹介した陳景蘭洋のすぐとなりに位置しており成功ビーチに沿って歩いていくこともできます。地下の防空壕として掘られたトンネルはネオン電気が設置されているのでとても歩きやすいです。トンネルを抜けると美しい海が広がっており、また戦車も観ることができます。
金門島の特産品
高粱酒
金門島で有名特産品といえば高粱酒です!高粱酒とはモロコシを発酵させて作られたアルコール度数が非常に高い<38〜63%>のが特徴で起源は中国から来たとされています。現在では92%が台湾で生産されているということで、高粱酒は金門島にとっても大切な経済の一部にもなっています。
時間があってたので金門高粱酒の資料館をのぞいてみました。こちらでは高粱酒についての歴史や製造工程に関するものが展示されています。周りはとても静かで伝統的な建物と島の平和な雰囲気が心をリラックスさせてくれます。
包丁
これらは昔戦争時に使われた砲弾です。金門島では数多くの使用済みの砲弾が残っており、それらを再利用して包丁に生まれ変わるのです。
こちらのお店では切る食材に合わせた色々な包丁やナイフが販売されていました。店員さんにお話を伺いましたが、金門島の砲弾でできた包丁は切れ味抜群!!友人がお土産に折りたたみ式ナイフを買ったたら、店員さんが特別にもう一つ小さなナイフを無料でプレゼントしてくれました。
金門島についてはもう一つの記事があるので是非そちらも参考に見てくださいね!